2019/08/11 23:29
にきび痕というのは、にきびができた時に掻きむしってしまったり、
にきびの中の膿の部分をつぶした時にできてしまう色素沈着の事をいいます。
傷ができた所に色素沈着したものがにきび痕というもので、シミとはまた違います。
にきび用の薬を使用しても治すことはできないのです。
にきび痕ができてしまったら、にきび用の薬は使わないように注意しましょう。
にきび痕ができてしまった後にケアしないで放置しておくと、
場合によっては症状がひどくなり、クレーターと呼ばれるでこぼこが肌表面にできてしまう事もあります。
にきび痕ができる要因はどんな状況でなのかを理解しておくことが、
にきび痕ができてしまわないようにする為には大事なことです。
毛穴には皮脂線があり、皮脂が多く分泌されると毛穴に溜まります。
アクネ菌と呼ばれるにきびの原因ともいえる細菌が毛穴につまることによって、
炎症を起こしてにきびを発症してしまうのです。
毛穴の中には白っぽい膿がたまりますが、炎症がひどくなればなるほど、たくさんの膿ができてしまいます。
膿がたまっている部分は、アクネ菌による炎症で皮膚組織の細胞が破壊されているので、
細胞を元の状態に戻そうとしてコラーゲンを大量に作って補修しようとします。
にきびの症状が軽い場合には、元通りにきれいに補修されます。
にきびが大きめで多量の膿が出た場合には、肌表面ににきび痕がでこぼこが残ってできてしまうので要注意です。